リビジョンとは

リビジョン(Revision)は、WordPressが投稿や固定ページの編集履歴を自動的に保存する機能です。記事を編集・更新するたびに、その時点のバージョンがデータベースに保存されます。

この機能により、「間違って重要な部分を削除してしまった」「以前の書き方の方が良かった」という場合でも、過去のバージョンに簡単に戻すことができます。

💡 リビジョンが保存されるタイミング
  • 投稿を更新したとき
  • 下書き保存したとき
  • 自動保存されたとき(60秒ごと)

リビジョンの確認方法

  1. 投稿または固定ページの編集画面を開きます。
  2. 画面右側のサイドバーを下にスクロールします。
  3. 「リビジョン」という項目を探します(ある場合)。
  4. リビジョン数(例:「15個のリビジョン」)をクリックします。
  5. リビジョン比較画面が表示されます。
💡 リビジョンがない場合
新規作成直後や、一度も更新していない投稿には、リビジョンが表示されません。

過去のバージョンに戻す方法

  1. リビジョン比較画面を開きます。
  2. スライダーを動かして、戻したいバージョンを選びます。
  3. 画面に変更箇所が赤(削除)と緑(追加)で表示されます。
  4. 戻したいバージョンが見つかったら「このリビジョンを復元」をクリックします。
  5. 投稿がそのバージョンに戻ります。
  6. 「更新」ボタンをクリックして保存します。
⚠️ 復元後は必ず更新を
リビジョンを復元しただけでは、まだ公開されていません。必ず「更新」ボタンをクリックして保存してください。

リビジョンのメリット

1. 誤削除からの復旧

重要な文章を誤って削除してしまっても、リビジョンから簡単に復元できます。

2. 編集の試行錯誤

大胆な変更を試してみて、気に入らなければ元に戻せます。安心して編集を試せます。

3. 変更履歴の確認

「いつ、何を変更したか」が分かるため、複数人で編集する場合にも便利です。

4. バックアップとして

リビジョンは、ある種のバックアップとして機能します。ただし、完全なバックアップではないため、別途バックアッププラグインの使用を推奨します。

リビジョンのデメリットと対策

データベースの肥大化

リビジョンはすべてデータベースに保存されるため、長期間使用するとデータベースが肥大化し、サイトの動作が遅くなる可能性があります。

⚠️ リビジョンの数が増えすぎる問題
1つの投稿で何十回も編集すると、それだけリビジョンが増えます。定期的に古いリビジョンを削除することをおすすめします。

対策1:リビジョン数の制限

wp-config.phpファイルに以下のコードを追加すると、保存されるリビジョン数を制限できます。

💡 リビジョン数を5個に制限する例
wp-config.phpに以下を追加:
define('WP_POST_REVISIONS', 5);

対策2:リビジョン管理プラグインの使用

  • WP-Optimize:古いリビジョンを一括削除
  • Revision Control:投稿タイプごとにリビジョン数を設定
  • WP Revisions Control:シンプルなリビジョン管理

リビジョンの削除方法

手動で削除

リビジョン比較画面で、不要なリビジョンを選択し、削除できます。ただし、1つずつしか削除できないため、数が多い場合は非効率です。

プラグインで一括削除

WP-Optimizeなどのプラグインを使えば、すべての投稿の古いリビジョンを一括で削除できます。

  1. WP-Optimizeプラグインをインストール・有効化します。
  2. 「WP-Optimize」→「最適化」を開きます。
  3. 「投稿リビジョンをすべてクリーン」にチェックを入れます。
  4. 「最適化を実行」をクリックします。
  5. 不要なリビジョンが削除されます。

よくある質問(FAQ)

Q1. リビジョンは何個まで保存されますか?
デフォルトでは無制限です。編集するたびに新しいリビジョンが作成されます。制限したい場合は、wp-config.phpで設定を変更するか、プラグインを使用してください。
Q2. リビジョンを無効化できますか?
はい、できます。wp-config.phpに「define('WP_POST_REVISIONS', false);」を追加すると、リビジョン機能が完全に無効化されます。ただし、誤削除からの復旧ができなくなるため、おすすめしません。
Q3. 自動保存とリビジョンの違いは何ですか?
自動保存は、編集中に60秒ごとに自動的に保存される機能で、リビジョンとして記録されます。手動で「更新」や「下書き保存」をクリックした場合も、リビジョンが作成されます。どちらも編集履歴として保存されます。
Q4. リビジョンを削除すると、投稿本体も削除されますか?
いいえ、削除されません。リビジョンは過去のバージョンの履歴なので、削除しても現在公開されている投稿には影響ありません。安心して古いリビジョンを削除できます。
Q5. リビジョンはどのくらいの頻度で削除すべきですか?
サイトの規模や更新頻度によりますが、3〜6ヶ月に1回程度、古いリビジョンを削除するのが一般的です。特にデータベースのサイズが気になる場合や、サイトの動作が遅くなってきた場合は、リビジョンの削除を検討してください。

まとめ

リビジョンは、WordPressの便利な機能ですが、適切に管理しないとデータベースが肥大化する原因になります。定期的に古いリビジョンを削除し、必要に応じて保存数を制限しましょう。

✅ リビジョン管理のチェックリスト
  • リビジョン機能を理解して活用する
  • 定期的に古いリビジョンを削除する
  • 必要に応じて保存数を制限する
  • リビジョン管理プラグインを導入する
  • リビジョンだけに頼らず、定期的にバックアップを取る

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