スラッグとは

スラッグは、WordPressで作成したページや投稿、カテゴリー、タグなどのURLの一部となる文字列です。例えば、「https://example.com/blog/hello-world」というURLの場合、「hello-world」の部分がスラッグにあたります。

スラッグは自動的に生成されますが、手動で編集することも可能です。適切なスラッグを設定することで、URLが分かりやすくなり、SEO(検索エンジン最適化)にも良い影響を与えます。

スラッグの例:
投稿タイトル: 「WordPressの始め方」
スラッグ: wordpress-start-guide
完全なURL: https://example.com/wordpress-start-guide

カテゴリー名: 「お知らせ」
スラッグ: news
完全なURL: https://example.com/category/news

スラッグの設定方法

投稿・固定ページのスラッグ設定

  1. 投稿または固定ページの編集画面を開きます。
  2. 右サイドバーの「パーマリンク」セクションを探します。
  3. 「URLスラッグ」欄でスラッグを編集できます。
  4. 英数字とハイフンを使って分かりやすい文字列に変更します。
  5. 変更を保存します。
💡 ブロックエディタ(Gutenberg)の場合
画面右側のサイドバーで「投稿」タブを選択し、「パーマリンク」セクションでスラッグを編集できます。クラシックエディタの場合は、タイトル下部の「編集」ボタンをクリックします。

カテゴリー・タグのスラッグ設定

  1. 管理画面の「投稿」→「カテゴリー」または「タグ」を開きます。
  2. 新規追加時は「スラッグ」欄に入力します。
  3. 既存のものを編集する場合は、対象をクリックして編集画面へ移動します。
  4. 「スラッグ」欄で英数字とハイフンを使った文字列に設定します。

良いスラッグの作り方

✅ スラッグ作成のポイント
  • 英数字を使用:日本語は避け、英数字とハイフン(-)を使用
  • 簡潔に:短くて分かりやすい文字列にする
  • 内容を反映:ページの内容が分かるキーワードを含める
  • 小文字を使用:大文字は使わず、すべて小文字で統一
  • 区切りはハイフン:単語の区切りにはハイフン(-)を使用
良いスラッグ 悪いスラッグ 理由
wordpress-plugin-guide ワードプレス-プラグイン-ガイド 日本語はエンコードされてURLが長く複雑になる
seo-tips-2024 post-123 内容が分かる具体的なキーワードを含める
contact-form contact_form 区切りにはアンダースコアではなくハイフンを使用
wordpress-guide WordPress-Guide 小文字に統一する

スラッグとSEO

スラッグは検索エンジン最適化(SEO)において重要な役割を果たします。検索エンジンはURLを解析してページの内容を判断するため、適切なキーワードを含むスラッグを設定することで、検索結果での表示順位向上に貢献します。

SEOに効果的なスラッグ設定

  • ターゲットキーワードを含める:ページで扱う主要なキーワードをスラッグに入れる
  • 読みやすさ:人間が読んで理解できる分かりやすいスラッグにする
  • 一意性:他のページと重複しない、ユニークなスラッグを設定
  • 永続性:一度設定したスラッグは変更しない(変更するとリンク切れの原因に)
⚠️ スラッグ変更時の注意

スラッグを変更すると、そのページのURLが変わります。既に公開されているページのスラッグを変更すると、古いURLからのアクセスができなくなり、外部からのリンクが無効になる可能性があります。変更する場合は、リダイレクト設定を行いましょう。

スラッグの自動生成

WordPressでは、投稿やページのタイトルを入力すると、自動的にスラッグが生成されます。日本語のタイトルを入力した場合、日本語がそのままスラッグとして設定されることがありますが、これは避けるべきです。

日本語スラッグの問題点

  • URLエンコードされ、非常に長く複雑な文字列になる
  • SNSでシェアする際にURLが見づらい
  • 一部のシステムで正しく動作しない可能性がある
  • SEO的にも英数字の方が好ましい
日本語スラッグの例:
タイトル: 「WordPressの始め方」
日本語スラッグ: wordpress%E3%81%AE%E5%A7%8B%E3%82%81%E6%96%B9

英数字スラッグ: wordpress-start-guide
(こちらが推奨)

そのため、タイトル入力後は必ずスラッグを確認し、日本語になっている場合は英数字に手動で変更することをおすすめします。

スラッグ設定のベストプラクティス

💡 効果的なスラッグ設定のコツ
  • 記事公開前に設定:公開前にスラッグを確定させる
  • 一貫性を保つ:サイト全体で命名規則を統一する
  • 冗長さを避ける:不要な単語(「the」「a」など)は省略
  • 数字の活用:年号や数値を入れることで具体性を高める
  • 定期的な見直し:古いページのスラッグを見直して最適化

カテゴリー・タグのスラッグ

カテゴリーやタグのスラッグも、投稿と同様に重要です。これらもURLの一部となるため、SEOを意識した設定が必要です。

カテゴリースラッグの例:
カテゴリー名: 「WordPress プラグイン」
スラッグ: wordpress-plugins
URL例: https://example.com/category/wordpress-plugins/

カテゴリー名: 「お知らせ」
スラッグ: news
URL例: https://example.com/category/news/

よくある質問(FAQ)

Q1. スラッグは後から変更できますか?
はい、変更可能です。ただし、既に公開されているページのスラッグを変更すると、URLが変わるため、外部リンクやブックマークが無効になります。変更する場合は、リダイレクト設定を行うことをおすすめします。
Q2. スラッグに日本語を使っても問題ありませんか?
技術的には問題ありませんが、推奨されません。日本語スラッグはURLエンコードされて非常に長い文字列になり、SNSでのシェアやコピー&ペーストがしづらくなります。また、SEO的にも英数字の方が好ましいとされています。
Q3. スラッグの長さに制限はありますか?
WordPressではスラッグの長さに厳密な制限はありませんが、短く簡潔なスラッグが推奨されます。一般的には、3〜5単語程度(50文字以内)が目安です。長すぎるスラッグはURLが見づらくなり、SEO的にも不利になる可能性があります。
Q4. スラッグにアンダースコアは使えますか?
使えますが、推奨されません。Googleは単語の区切りとしてハイフン(-)を認識しますが、アンダースコア(_)は単語をつなげるものとして扱います。そのため、SEOの観点からはハイフンを使用することをおすすめします。
Q5. スラッグが重複するとどうなりますか?
WordPressは自動的に重複を避けるため、同じスラッグを設定しようとすると、末尾に数字(-2、-3など)が追加されます。ただし、これは避けるべきです。各ページにはユニークで意味のあるスラッグを設定しましょう。

まとめ

スラッグは、WordPressサイトのURLを構成する重要な要素です。適切なスラッグを設定することで、SEO効果を高め、ユーザーにとっても分かりやすいサイト構造を作ることができます。

✅ スラッグ設定のチェックリスト
  • 英数字とハイフンのみを使用する
  • 短く簡潔な文字列にする
  • ページの内容を反映したキーワードを含める
  • すべて小文字で統一する
  • 公開前に必ず確認・編集する
  • 日本語スラッグは避ける
  • 一度設定したら変更しない

新しい投稿やページを作成する際は、必ずスラッグを確認し、SEOフレンドリーな文字列に設定する習慣をつけましょう。

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