✅ STEP 3:テーマ変更後の確認作業
テーマを有効化した直後は、ウィジェットやメニューの再設定・SEO設定の確認・表示速度の測定など、やるべき作業が複数あります。このページでは確認チェックリストとともに、各項目の再設定手順を詳しく解説します。
変更後の確認チェックリスト
テーマ変更後は以下の項目を順番に確認してください。
- PCブラウザで全ページの表示確認(トップ・記事・カテゴリー・固定ページ)
- スマートフォンでの表示確認(実機またはブラウザの開発者ツール)
- ウィジェットの再配置
- ナビゲーションメニューの再割り当て
- SEOプラグインの設定確認(Yoast SEO・Rank Math等)
- Google AnalyticsなどのトラッキングコードのURL確認
- お問い合わせフォームの動作確認
- カスタムCSSの再適用
- PageSpeed Insightsでの表示速度確認
- Google Search Consoleでエラーがないか確認
ウィジェットの再設定
テーマを変更すると、新テーマが持つウィジェットエリアが旧テーマと異なるため、ウィジェットの配置が「無効なウィジェット」に移動してしまいます。変更前にスクリーンショットを撮っていれば、それを見ながら再配置できます。
「外観」→「ウィジェット」を開く
管理画面から「外観」→「ウィジェット」を選択します。新テーマのウィジェットエリアが表示されます。旧テーマのウィジェットは「無効なウィジェット」欄に移動しています。
必要なウィジェットを適切なエリアに追加する
「+」ボタンをクリックしてウィジェットを追加するか、「無効なウィジェット」から既存のウィジェットを目的のエリアにドラッグ&ドロップします。変更前のスクリーンショットを参照しながら再配置してください。
ウィジェットの内容を確認する
ウィジェットを追加したら、実際のサイト表示でウィジェットが正しく表示されているか確認します。HTMLウィジェットやカスタムウィジェットの場合は、内容が正しく引き継がれているか個別に確認してください。
ナビゲーションメニューの再設定
テーマを変更すると、メニューの「位置(ヘッダーメニュー・フッターメニューなど)」の割り当てがリセットされます。メニュー自体のリンク構成は保持されているため、割り当てを再設定するだけで済みます。
「外観」→「メニュー」→「メニューを管理」を開く
既存のメニュー(作成済みのリンク集)は保持されています。「メニューの位置」タブをクリックして、各メニューをどの位置(ヘッダー・フッターなど)に割り当てるかを設定します。
新テーマのメニュー位置に割り当てる
新テーマが持つメニュー位置の名前が表示されます(例:メインメニュー・フッターナビ・モバイルメニューなど)。それぞれのプルダウンから適切なメニューを選択して「変更を保存」します。
実際のサイトで表示を確認する
設定後、PC・スマホ両方でナビゲーションが正しく表示されているか確認します。ハンバーガーメニュー(モバイル向けメニュー)も動作するか確認しましょう。
SEOプラグイン設定の確認
テーマを変更しても、Yoast SEOやRank MathなどのSEOプラグインのデータはデータベースに保存されているため、基本的には引き継がれます。ただし、テーマによっては一部の設定が影響を受ける場合があるため、以下を確認してください。
確認すべき項目
- タイトルタグの表示:SEOプラグインが設定したタイトルが正しく表示されているか確認(ブラウザのタブで確認)
- メタディスクリプション:Google検索での表示確認(変更が反映されるまで数日かかる場合がある)
- OGP(SNSシェア時の表示):FacebookシェアデバッガーやTwitterカードバリデーターで確認
- 構造化データ:Google のリッチリザルトテストツールでエラーがないか確認
- XMLサイトマップ:引き続き正常に生成・送信されているか確認
表示速度の確認と改善
テーマによって表示速度は大きく異なります。変更後は必ずPageSpeed Insightsでスコアを測定し、旧テーマと比較しましょう。
PageSpeed Insightsでスコアを測定する
Google PageSpeed Insights にサイトのURLを入力してスコアを確認します。モバイルとPCの両方を確認してください。
スコアの目安:90以上(緑)が理想。50〜89(黄)は改善の余地あり。50未満(赤)は早急な対応が必要。
スコアが低い場合の対策
テーマ変更後にスコアが下がった場合の主な対策:
- キャッシュプラグイン(WP Super Cache・W3 Total Cache・WP Rocket)の設定を見直す
- 新テーマが読み込む不要なCSS・JavaScriptを無効化する(テーマ設定で対応できる場合あり)
- 画像の圧縮・WebP変換(EWWW Image Optimizerなど)
- 新テーマ固有の高速化設定を確認する
キャッシュのクリアと.htaccessの設定
テーマ変更後はキャッシュプラグインのキャッシュを必ずクリアしてください。
/* テーマ変更後のキャッシュクリア手順 */
// WP Super Cache:管理画面「設定」→「WP Super Cache」→「キャッシュを削除」
// W3 Total Cache:管理画面「パフォーマンス」→「すべてのキャッシュをパージ」
// WP Rocket:管理画面「WP Rocket」→「ダッシュボード」→「キャッシュをクリア」
また .htaccess にブラウザキャッシュ設定を追加すると表示速度を改善できます。
# .htaccess に追加(ブラウザキャッシュの有効化)
<IfModule mod_expires.c>
ExpiresActive On
ExpiresByType text/css "access plus 1 month"
ExpiresByType application/javascript "access plus 1 month"
ExpiresByType image/jpeg "access plus 1 year"
ExpiresByType image/png "access plus 1 year"
ExpiresByType image/webp "access plus 1 year"
</IfModule>
→ 新テーマのカスタマイズ入門を読む
よくある質問
Q1. ウィジェットの内容が消えてしまいました
A. ウィジェット自体は「無効なウィジェット」エリアに移動しています。「外観」→「ウィジェット」を開いて確認してください。完全に消えた場合はバックアップから復元するか、再度追加する必要があります。
Q2. メニューが表示されなくなりました
A. メニューの位置の割り当てがリセットされています。「外観」→「メニュー」→「メニューの位置」から再設定してください。メニューのリンク構成自体は保持されています。
Q3. お問い合わせフォームが機能しなくなりました
A. フォームのショートコードや設置場所に問題がある可能性があります。フォームプラグイン(Contact Form 7等)の設定と、フォームを設置したページのショートコードを確認してください。
Q4. Googleアナリティクスのデータが取れなくなりました
A. トラッキングコードの設置場所が変わった可能性があります。Site Kit by Googleプラグインを使っている場合は自動的に引き継がれます。テーマのheader.phpに直接記述していた場合は、新テーマにも同様に設置する必要があります。