📋 このページの目次

  1. クラウドストレージの選び方
  2. Google Drive連携の設定手順
  3. Dropbox連携の設定手順
  4. スケジュールと世代数の設定
  5. 完了通知メールの設定
  6. 自動バックアップの注意点
  7. よくある質問

クラウドストレージの選び方

UpdraftPlusは複数のクラウドストレージに対応しています。すでに使っているサービスを選ぶのが最も手軽です。

📁

Google Drive

無料容量:15GB
連携難易度:★★☆
無料版で連携可

Gmailアカウントがあればすぐ使える。最もポピュラーな選択肢。

📦

Dropbox

無料容量:2GB
連携難易度:★☆☆
無料版で連携可

連携が最も簡単。ただし無料容量が2GBと少なく大規模サイトには注意。

🟦

OneDrive

無料容量:5GB
連携難易度:★★☆
無料版で連携可

Microsoftアカウント連携。Microsoft 365利用者には1TBが使える。

🪣

Amazon S3

無料容量:従量課金
連携難易度:★★★

大規模サイト・企業サイト向け。設定はやや複雑だが信頼性が高い。

💡 おすすめの組み合わせ:Google Drive(メイン)+ Dropbox(サブ)の二重化が最もバランスが良いです。UpdraftPlusの無料版でも2つのクラウドストレージへ同時に保存できます。

Google Drive連携の設定手順

1「設定」→「UpdraftPlus バックアップ」→「設定」タブを開く

2「リモートストレージを選択してください」から「Google Drive」を選択

3ページ下部「変更を保存」をクリック

4「Google認証ページに移動するにはここをクリック」リンクをクリック

5Googleアカウントでログインし、UpdraftPlusへのアクセスを「許可」

6リダイレクトされた画面で「Complete setup」ボタンをクリック

7「今すぐバックアップ」で手動実行し、Google Driveの「UpdraftPlus」フォルダに保存されているか確認

⚠️ Google Drive連携の注意点:
  • バックアップはGoogleドライブの「マイドライブ」→「UpdraftPlus」フォルダに保存されます
  • 無料の15GB容量を超えると保存に失敗します。定期的に残容量を確認してください
  • Googleアカウントのパスワード変更・2段階認証の変更後は再認証が必要になる場合があります
  • サイトとGoogleドライブが同一のGoogleアカウント所有者の場合、アカウント乗っ取り時に両方失われるリスクがあります。別アカウントのドライブを指定することを推奨します

Dropbox連携の設定手順

1「設定」タブで「Dropbox」を選択して「変更を保存」

2表示された「Dropboxで認証する」ボタンをクリック

3Dropboxアカウントでログインし、アクセスを「許可」

4リダイレクト後、「Complete setup」をクリックして連携完了

5手動バックアップを実行してDropboxの「アプリ」→「UpdraftPlus.Com」フォルダに保存されているか確認

⚠️ Dropboxの無料容量は2GBと少ない:画像が多いサイトでは数回分のバックアップで容量が埋まることがあります。保存世代数を少なめ(3〜5世代)に設定するか、有料プラン(2TB〜)への移行を検討してください。

スケジュールと世代数の設定

バックアップ頻度の設定

更新頻度 推奨バックアップ頻度 UpdraftPlusの設定値
毎日更新毎日「毎日」
週3〜5回毎日〜週2回「毎日」or「2日ごと」
週1〜2回週1回「毎週」
月数回以下週1回+変更前「毎週」+手動

保存世代数の考え方

保存世代数とは、何回分のバックアップを保持するかの設定です。古いバックアップから自動的に削除されます。

💡 世代数の目安:
  • 最低ライン:3世代(3日分)→ 最小限のリスクヘッジ
  • 推奨:7世代(1週間分)→ 問題の発見・対処に余裕が生まれる
  • 理想:14世代(2週間分)→ ハッキング発見が遅れても対応できる

世代数が多いほどクラウドストレージの容量を使います。ストレージ残量と相談して設定してください。

ファイルとDBの設定を分ける

UpdraftPlusでは「ファイル」と「データベース」を別々のスケジュールで設定できます。ファイル(テーマ・プラグイン・画像)は変更頻度が低い場合、データベース(記事・設定)より頻度を下げることで容量を節約できます。

/* 推奨設定例(毎日更新のブログ)*/
ファイルバックアップ:週1回・7世代保存
データベースバックアップ:毎日・14世代保存

/* 理由 */
ファイルは頻繁に変わらないので週1で十分。
記事データ(DB)は毎日変わるため毎日バックアップが重要。

完了通知メールの設定

バックアップが正常に完了したか・失敗したかを確認するために、メール通知を設定しておきましょう。通知が届かなくなったらバックアップが失敗しているサインです。

1「設定」タブの「通知メールの送信先」にメールアドレスを入力

2「バックアップ完了時にメールを受信する」にチェックが入っているか確認

3「変更を保存」→「今すぐバックアップ」でテストメールが届くか確認

⚠️ メールが届かない場合:WordPressのメール送信機能が正常に動作していない可能性があります。「WP Mail SMTP」プラグインをインストールして送信設定を行うと改善されることが多いです。

自動バックアップの注意点

❶ 「自動=完璧」ではない

自動バックアップの設定後も、定期的に実際にバックアップが取れているかを確認してください。クラウドストレージの認証切れ・容量不足・PHPのタイムアウトなどで静かに失敗していることがあります。月に一度はUpdraftPlusの「バックアップ/復元」タブとクラウドストレージを確認する習慣をつけましょう。

❷ WP-Cronの制限を理解する

WordPressの自動処理はWP-Cronという仕組みで動作し、サイトへのアクセスをトリガーに実行されます。アクセスが極端に少ないサイトでは、設定した時刻より大幅に遅れて実行される場合があります。アクセスの少ないサイトでは手動バックアップを補完として活用してください。

❸ バックアップ中の負荷対策

バックアップ実行中はサーバーに負荷がかかります。スケジュールは深夜3〜5時に設定することで、ユーザーへの影響を最小限にできます。

/* UpdraftPlusのスケジュール時刻設定 */
// 深夜3時に設定する場合、WordPressのタイムゾーンに注意
// 「設定」→「一般」→「タイムゾーン」が「東京」になっているか確認してから設定する

❹ 復元テストを忘れずに

バックアップが取れていても、壊れていたり不完全だったりすると復元できません。3ヶ月に1度程度、テスト環境で実際に復元を試みてください。→ 復旧手順

よくある質問

Q1. 自動バックアップはいつ実行されますか?

A. WordPressの自動バックアップはWP-Cronという仕組みで動作し、サイトへのアクセスをトリガーに実行されます。アクセスが少ないサイトでは設定した時刻より遅れることがあります。深夜帯にスケジュールを設定することを推奨します。

Q2. Google Driveの容量が足りなくなったらどうなりますか?

A. 容量を超えるとバックアップが失敗します。保存世代数を減らすか、古いバックアップを手動削除するか、Google Driveのストレージプランをアップグレードしてください。UpdraftPlusのログタブでエラー詳細を確認できます。

Q3. 複数のクラウドストレージに同時に保存できますか?

A. UpdraftPlusの無料版では1つのリモートストレージが対象です。2つ以上に同時保存したい場合はUpdraft Premiumが必要です。ただし、1つのクラウドに保存後、そのファイルを手動で別ストレージにコピーする運用でも二重化は可能です。

Q4. バックアップが失敗したときの確認方法は?

A. UpdraftPlusの「バックアップ/復元」タブで最後のバックアップ日時を確認できます。「ログ」ボタンをクリックするとエラーの詳細が表示されます。よくある原因はクラウドの認証切れ・容量不足・PHPのタイムアウトです。

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