📋 このページの目次

  1. バックアッププラグイン比較
  2. UpdraftPlusの使い方(詳細手順)
  3. BackWPupの使い方
  4. Duplicatorの使い方
  5. プラグインバックアップの注意点
  6. よくある質問

バックアッププラグイン比較

代表的な3つのプラグインを比較します。初心者にはUpdraftPlusが最もおすすめです。

プラグイン 料金 難易度 クラウド連携 復元操作 主な用途
UpdraftPlus おすすめ 無料〜 初級〜 ◎(多数対応) ◎(画面から) 定期バックアップ全般
BackWPup 無料〜 中級〜 △(手動作業あり) 細かい設定が必要な場合
Duplicator 無料〜 中級〜 ○(Pro版) ○(移行向き) サーバー移行・複製

※ ◎=充実 ○=標準 △=手動作業が必要

UpdraftPlusの使い方(詳細手順)

UpdraftPlus WordPress Backup Plugin

無料版あり ⭐ 評価:4.8/5 👥 300万以上のサイトで使用 🌐 日本語対応

WordPress最大のバックアッププラグイン。無料版でも定期自動バックアップ・クラウドストレージ連携・管理画面からの復元と主要機能がすべて揃います。

✅ メリット
  • 設定が直感的でわかりやすい
  • Google Drive・Dropbox等との連携が無料
  • 管理画面から復元操作が完結
  • 日本語UIが完全対応
  • 有効インストール数300万超で安心感
⚠️ デメリット・注意点
  • 大規模サイトはバックアップに時間がかかる
  • 増分バックアップはPremium版のみ
  • バックアップ中のサーバー負荷に注意
  • Google Drive連携の認証が必要

STEP 1:インストールと有効化

1管理画面「プラグイン」→「新規追加」をクリック

2検索ボックスに「UpdraftPlus」と入力して検索

3「今すぐインストール」→「有効化」をクリック

4管理画面「設定」→「UpdraftPlus バックアップ」が表示されることを確認

STEP 2:クラウドストレージ(Google Drive)の連携

💡 バックアップ先はサーバー外に設定することが重要:サーバー内にのみ保存する設定では、サーバー障害時にバックアップも失われます。必ずGoogle DriveやDropboxなど外部のクラウドストレージを設定してください。

1「設定」タブを開き、「リモートストレージを選択してください」からGoogle Driveを選択

2ページ下部の「変更を保存」をクリック

3表示される「Google認証ページに移動するにはここをクリック」をクリック

4Googleアカウントでログインし、UpdraftPlusのアクセスを許可する

5「Complete setup」ボタンをクリックして連携完了

⚠️ Google Drive連携の注意点:バックアップファイルはGoogleドライブの「UpdraftPlus」フォルダに保存されます。Googleアカウントの容量を圧迫する可能性があるため、Googleドライブの残容量を定期的に確認してください。無料の15GBを超えると保存できなくなります。

STEP 3:スケジュール・保存世代数の設定

1「設定」タブで「ファイルのバックアップスケジュール」を設定(例:毎日・保存数7)

2「データベースのバックアップスケジュール」を設定(例:毎日・保存数7)

3バックアップ対象を確認(プラグイン・テーマ・アップロード・その他にチェック)

4「変更を保存」をクリック

STEP 4:手動バックアップの実行と確認

1「バックアップ/復元」タブに移動

2「今すぐバックアップ」ボタンをクリック

3バックアップが完了したことを確認(ログに成功のメッセージが表示される)

4Google Driveを開き「UpdraftPlus」フォルダにファイルが保存されているか確認

✅ 動作確認が最重要:バックアップを取っても「実際に復元できるか」を確認するまでが本当のバックアップです。テスト用のステージング環境で一度復元を試しておくことを強くおすすめします。→ 復旧手順

BackWPupの使い方

BackWPup

無料版あり ⭐ 評価:4.1/5 👥 60万以上のサイトで使用 🌐 日本語対応

「ジョブ」と呼ばれるバックアップタスクを複数作成し、細かく管理できるプラグイン。UpdraftPlusより設定項目が多く、カスタマイズ性が高い分、初心者には少し難しい面も。

✅ メリット
  • バックアップジョブを細かく設定できる
  • DBバックアップを別ジョブで管理しやすい
  • メールでバックアップ完了通知を受け取れる
  • バックアップファイルをzip圧縮して保存
⚠️ デメリット・注意点
  • 復元機能がなく、手動作業が必要
  • 設定項目が多く初心者には複雑
  • ジョブが失敗してもすぐ気づきにくい

BackWPupの基本設定手順

1「BackWPup」→「新規ジョブを追加」をクリック

2ジョブ名を入力し、「このジョブは〜」でバックアップ内容(DBダンプ・ファイル)を選択

3「宛先:フォルダー」または「宛先:Dropbox」などを選択して保存先を設定

4「スケジュール」タブで実行頻度・時刻を設定(WordPressのcronを使用)

5「変更を保存」後、ジョブ一覧から「今すぐ実行」で動作確認

⚠️ BackWPupの重要な注意点:BackWPupには「復元機能」がありません。バックアップファイル(zip)は取得できますが、復元する際はFTPとphpMyAdminを使って手動で戻す必要があります。→ 手動復元の手順

Duplicatorの使い方

Duplicator – WordPress Migration & Backup Plugin

無料版あり 👥 150万以上のサイトで使用 🌐 日本語対応

バックアップよりもサーバー移行・サイト複製に特化したプラグイン。サイトを「パッケージ」として丸ごとエクスポートし、別のサーバーへ簡単に移行できます。

✅ メリット
  • サーバー移行・複製に最も使いやすい
  • インストーラー付きパッケージで移行が簡単
  • ステージング環境の構築にも活用できる
⚠️ デメリット・注意点
  • 無料版はスケジュール自動バックアップ非対応
  • 大規模サイト(1GB超)はタイムアウトしやすい
  • 定期バックアップ目的にはUpdraftPlusが向いている

Duplicatorでのパッケージ作成手順

1「Duplicator」→「パッケージ」→「新規作成」をクリック

2パッケージ名を入力し「次へ」をクリック(スキャンが実行される)

3スキャン結果を確認し、警告がある場合は内容を確認して「ビルド」をクリック

4ビルド完了後、「Installer」と「Archive」の2ファイルをダウンロードして保存

⚠️ Duplicatorを定期バックアップに使う場合の注意:無料版は手動実行のみのため、定期バックアップには向いていません。移行・複製用途に使い、定期バックアップはUpdraftPlusと組み合わせることを推奨します。詳しくは→ サーバー移行ガイド

プラグインバックアップの注意点まとめ

🚨 バックアップの「落とし穴」:バックアップを取っていても、以下の問題があると復旧できない場合があります。事前に確認・対策してください。

❶ バックアップが壊れていることがある

バックアップファイルが正常に作成されていても、転送中のエラーや容量超過で破損していることがあります。定期的に「復元テスト」を行い、実際に戻せることを確認してください。

❷ 保存先がサーバー内だけでは意味がない

バックアップをサーバー内にのみ保存している場合、サーバー障害が起きたときにバックアップも失われます。必ずGoogle Drive・Dropboxなど外部のクラウドストレージに保存してください。

❸ 世代数が少なすぎると戻れない

「最新1世代のみ保存」の設定では、ハッキングや改ざんがバックアップに含まれた状態で上書きされると、クリーンな状態に戻せなくなります。最低でも7世代以上の保存を推奨します。

❹ wp-config.phpがバックアップ対象外のことがある

プラグインの設定によってはwp-config.phpが対象外になっている場合があります。設定を確認し、バックアップ対象に含まれているか確認してください。

❺ バックアップ中はサーバー負荷が上がる

大規模サイトではバックアップ実行中にサーバーへの負荷が増加します。スケジュールを深夜帯(0時〜5時)に設定することで、ユーザーへの影響を最小限にできます。

❻ プラグイン自体のバックアップも必要

バックアッププラグインが原因でサイトが壊れた場合でも対処できるよう、サーバーの自動バックアップ機能も並行して有効にしておきましょう。→ サーバーのバックアップ機能

よくある質問

Q1. UpdraftPlusの無料版と有料版の違いは何ですか?

A. 無料版でも定期バックアップ・クラウド連携・管理画面からの復元は使えます。有料版(Updraft Premium)ではマルチサイト対応・増分バックアップ(差分のみ取得で高速・軽量)・より多くのクラウドストレージ対応・優先サポートが追加されます。個人ブログや中小規模サイトなら無料版で十分です。

Q2. BackWPupとUpdraftPlusどちらがおすすめですか?

A. 初心者にはUpdraftPlusをおすすめします。設定が直感的で日本語UIも完全対応、復元もプラグイン画面から完結します。BackWPupは復元が手動作業になるため、FTPやphpMyAdminの知識が必要です。細かい設定を行いたい中級者以上には向いています。

Q3. バックアッププラグインはサーバーに負荷をかけますか?

A. バックアップ実行中はサーバーのCPU・メモリへの負荷が一時的に上がります。小〜中規模サイトでは問題になりにくいですが、大規模サイトやアクセスが多い時間帯を避けて深夜帯にスケジューリングすることを推奨します。

Q4. バックアップファイルの容量はどのくらいになりますか?

A. サイトの規模によって大きく異なります。記事数百本・画像多数のサイトでは数GB〜10GB以上になることも。Google Driveの無料容量(15GB)を超えないよう、保存世代数を調整するか、容量の大きいプランへのアップグレードを検討してください。

Q5. バックアップの取得に失敗したらどうすればいいですか?

A. UpdraftPlusの場合、「ログ」タブでエラーの詳細を確認できます。よくある原因としてはPHPのタイムアウト(サイトが大きすぎる)・クラウドストレージの認証切れ・サーバーのディスク容量不足などがあります。→ よくある質問で詳しく解説しています。

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